スマホでプレイするために。その1

スマホで有料の同人ゲームをするには、ほぼネットワークハードディスク(通称NAS,Netword Attached Storage)が必要になります。最近のNASはただデータを保存するだけではなく、ウェブサーバーも立ち上げることができるからです。

元々、ツクールMVやツクールMZはHTML5とjavascriptで制作されており、ブラウザで動作が可能なゲームとなっております。かと言って、購入したゲームを外部のサイトにアップロードするなどもっての他。そのため、家庭内でのみアクセスできるNASにアップロードのが一番楽な方法となります。

もちろん、WinやMacでもウェブサーバを立ち上げてプレイすることは可能でしょう。ただ、結局パソコンに電気をつけっぱなしとなるため不適当です。やはり24時間の起動が前提として作られているNASを購入した方が早いと思います。

NASは色々な種類がありますが、取り返しのつかないデータというわけでもないでしょうから、あまり高級NASにする必要がないかと思われます。

その上で、お勧めなのは台湾製のNAS「synalogy」となります。次点で「QNAP」です。どっちも作動することは確認済みです。確認してはないですが、「buffalo」も大丈夫そうです。

synalogy DS220j


台湾製のNASでハードディスクは別売りとなり、別途にハードディスク2枚が必要になります。家庭内LANに接続してしまえば、ブラウザ上でほとんどの操作ができるようになります。これがiPadととても相性が良いのです。操作のやり方、ウェブサーバーの立て方はまた他のサイトなどでご確認ください。

QNAP TS-230


同じく台湾製のNASで、やはりハードディスクは別売りとなります。こちらも上記と似たようなものです。ただ、こちらは2021年7月ごろに、セキュリティホールを突かれて、ユーザーのかなりの人数がランサムウェアに感染するという騒動がありました。あまりお勧めはできません。

他の台湾のNASというとASUSTORというものがありますが、あまり情報は出回ってません。まあ台湾製のNASは色んな機能が付いていて、様々なことができます。

Buffalo LS210


日本製ですとバッファローのリンクステーションがあります。ただ、あまり機能はありません。それでもウェブサーバーは内蔵されているようです。

それとテレビがレグザであれば、直接このNASの中に録画データを保存できるようです。台湾製NASは日本のテレビと相性が悪いです。テレビ録画をしたい、さらにはiPhoneやiPadなどのスマホで、録画したテレビも見たい場合はバッファローのリンクスステーションの方が良いかと思います。

ということで、まずはスマホで同人ゲームするため用意すべきハードについて説明しました。次はソフト的な話もさせていただきます。

スマホでプレイするために。その2へ続く(作成中)